とうもろこし栽培日記

バルコニーでとうもろこしを育てています。

藁振り

発芽した芽が2、3センチ伸びたら、間引きしてとうもろこしの藁を振る。この藁は去年育てたとうもろこしのもの。藁と一緒に鶏糞も撒きます。

 

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藁振りのメリットは、藁が土に還る事でリン酸やカリウムを土に入れる(効果があると言われている)。土の乾燥を防ぐ。鳥や害虫対策です。


藁を撒くと藁の香ばしいような香りがバルコニーに広がりました。私にとってはいい香りですが虫にとっては敬遠したくなる香りのようです。


藁振りは福岡正信先生の自然農法から引用させて頂いていますが、福岡先生の場合米と麦の栽培なのでとうもろこしではないものの、同じイネ科のとうもろこしなら通用するのではという思いですが、それをプランターでやる訳なので駄目で元々期待せずに経過を観察します。


※余談


藁と鶏糞の他に、福岡先生の自然農法ではクローバーを使用します。クローバーはマメ科の植物なので窒素固定します。クローバーと藁と鶏糞を組み合わせて使用することで化成肥料含まれる栄養素(窒素・リン酸・カリ)を土に入れられるようです。


クローバーの他、水田ではサヤミドロという藻で窒素を入れる方法があるようです。サヤミドロは藻で、無肥料・無農薬・不耕起・深水管理をする水田に生育し窒素固定と、光合成をする事で酸素を供給します。サヤミドロが生育する水田ではメダカやドジョウが生息するそうです。


いずれ米も育ててみたいものです。